貧乏くじ女の手記

仕事を辞めて実家に逃げ帰り、貯金を崩しながら細々と無職ヒキ生活中

アラサー女が観る「過保護のカホコ」第9話 感想

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前回は珍しく予告がありませんでした。
メタ的な事言うと、予告に使う部分の撮影が終わってなかったとか?
私はも~~倒れてしまった「ばぁば」が心配で心配で。
ラスト直前でも、相変わらずバタバタと忙しい回でした。
ほんとにこのドラマはいつも展開が忙しい!

 
8話はこちら↓

 


 

初からのモーニングコール

前回(8話)、「本気で結婚するつもりなら、本気で反対する」とカホコ母に言われてしまったカホコと初。そのすぐ後に、ばぁばが倒れたと電話があり、てんやわんやで終わりました。
そして、9話。着替えず、化粧をしたままベッドで寝てしまい、朝を迎えるカホコ。目覚ましを3つ、ぽん・ぽん・ぽん…と止めたのに、音は止まらない。初からの着信でした。
 
連絡先交換した時は、電話代勿体無いから、カホコからかけてって言ってたのに。うぷぷ!初も変わったなあ。
 

ばぁば入院

心筋症で倒れたばぁば。意識が戻らないかもしれないと深刻な様子。狼狽するばかりで全く頼りにならないじぃじ。いつも子どもっぽいじぃじだけど、やる時はやるタイプでいてほしかった!カホコもこのタイミングで、眠るばぁばにならまだしも、親戚にまで結婚宣言するのは駄目だと思う。
なんて思ってたら、タマキ(カホコ母の妹)まで爆弾を落としました。離婚届けに判を押して、マモルに渡したとか言い出す。おまえもかーー!今それどころじゃないでしょうよ。たまきは家事は出来るみたいだけど、喘息持ちだし、仕事は辛そう。離婚しても実家に帰るだけなような…?こんなんじゃばぁばが安心して旅立てません。やれることをやろうと、荷物をまとめて病院へ来たカホコ母が、ずっといい娘に見えます。
 

離婚届を渡されてしまったマモル

この期に及んでなんやかんやと揉め続けている元・オシドリ夫婦。
タマキから離婚届を渡されてしまったマモルは、離婚届を片手に役所内のベンチに座ってお酒を飲んでいた。「マモルって名前なのに誰も守れない」と荒れています。カホコの説得も虚しく、けっきょく離婚届を提出してしまい「もう叔父さんじゃないよ」とカホコに言いました。
 
ちょっと!お巡りさん!そんなとこでお酒飲んじゃだめーー!マモルは優しすぎるんですよね。タマキや目をかけていた子供たちのこと、そしてばぁばが倒れてしまった事で心を痛め、またお酒に手を出してしまったようです。9話でのマモルの出番はここと、最後に少しだけ。
 

チェロ売る女、イト!

一方、イトちゃんは勘当され、じぃじとばぁばが買ってくれたチェロまで売ろうとしていた。なぜかイトちゃんと連絡を取っている初。まだ何か起こるんかーい!チェロを「でっかいヴァイオリン」と言うような友達です。明らかにイトちゃんの通帳目当てかのような態度も。間違いなく金ヅルにされてる…。

この子の問題はもう少しはやく片付くと思ってたんですが、まさかまだ終わらないとは。イトちゃんも以前「自分の親はどこか別の場所にいるんじゃないか」って話して、初に怒られてましたが、両親も同じようなこと思ってたんですね。2人ににとってイトちゃんは『かぐや姫』だった。こういうの、もう少し早く言ってあげてほしかったな…。
 

カホコ父の実家、フリースクール フラグ!?

そして今度は教子(カホコ父の妹)のほうで問題発生。カホコ父の実家へ。施設に帰ったはずの保くんと、そのお友達が集まっていて、まるで託児所状態。これにはカホコと初、カホコ父もびっくり。教子いわく、ちょっと様子を見に行ったら、ついてきてしまったと。

この家のあるビルに『テナント募集中 』の階があります。当初、教子がパソコン教室を始めようと契約するはずだったところ。パソコン教室は詐欺で頓挫してしまったけど、それなら行き場のない子どもたちのために使えばいいんじゃないかと思いつくも「自分には愛がないから…」と一歩が踏み出せない教子でした。
 ひょんなことから、料理がまずいことが発覚した教子。その父が教員免許所持で、母が調理師免許所持という事実。おあつらえ~。
子どもに好かれる教子、教員免許、調理師免許…。フリースクール出来そう!

ここでさらっと初がご挨拶を挟みます。今更ですが、こちらの家では初対面でした。同じ施設出身なのもあり、初が子どもたちの気持ちの代弁もしていました。
 

ばぁば、目を覚まし、帰宅

じぃじの声で目を覚ましたばぁば。第一声が「帰りたい。私の家が見たい」
治療を願っていたカホコ母も折れて、ばぁばは家に帰ることに。そして、これまでみんなが集まっていた居間にベッドが置かれました。こんな時でもセツ(イト母)とタマキは座っているだけで何もしない。

ばぁばに頼まれて、カホコは2階から古ぼけた缶製の箱を持ってくる。これは、ばぁばの宝物で、その中には3姉妹の思い出の品が入っていた。中身や日記帳やへその緒など。「喧嘩なんてしてないで、笑顔を見せてあげて」と言うカホコ。
3姉妹たちは思い出の品を広げ、昔話に花を咲かせる。そして、目を覚ましたばぁばに、3姉妹は「ゾウさん」の歌を披露しました。
 
8話で窃盗癖があると明かしたタマキ。昔話の最中に、子供の頃から姉たちのものを盗んでいたと告白。こんなカミングアウトはいらない…。もう墓場まで持っていけばいいのに。喘息よりその悪癖と空気の読めなさが心配。最初は3姉妹の中で1番まともだと思ってたんですけどねー。なんだかんだでカホコ母が1番まともでした。

ゾウさんの歌は、改めて聞いてみると歌詞が深かったんだな~と。あまり意識したことなかったんですが、2番ーー!ゾウはカホコ父がばぁばをそう例えていたのもありますね。

ぞうさん

歌・童謡・唱歌
作詞:まどみちお

ぞうさん ぞうさん
おはなが ながいのね
そうよ かあさんも
ながいのよ

ぞうさん ぞうさん
だれが すきなの
あのね かあさんが
すきなのよ

 

「ばぁば、大好きだよ」

ばぁば、亡くなりました。
ばぁばのベットをみんなで囲んで座っています。その中には初の姿も。落ち着かないじぃじは庭の手入れをしようとするが、カホコが止めます。そして、やっとばぁばの元へ行き、「ありがとう、ありがとう、愛してるよ」とじぃじは泣きましたた。イトちゃんもやってきてましたが、最後まで出てこれませんでした。
 
ばぁばが息を引き取る直前に、カホコが初をばぁばの家に呼んでいました。ばぁばにカホコたちの姿を描いたスケッチを見せます。スケッチを見たばぁばは、その中に初が描かれていない事に気づきました。
「これは駄目ね。あなたがいないじゃない」

勘当されて親の死に目に逢えなかった事が心残りのばぁば。カホコにそんな目にはあってほしくないと願い「この家と家族を守ってちょうだい」 カホコに指輪を託しました。
 
じぃじ!!生きてる時にちゃんと言ってあげてよ…!「あなたがいないじゃない」のシーンは泣きそうになりました。ばぁばの中では初はもう家族だったんですね。指輪は、勘当されたばぁばが、嫁だと認めてもらった時にもらったもの。ばぁばも姑問題には苦労したみたいですね。だからこんなに優しくなれたのかな?しかしそんな大切な指輪を娘ではなく、孫のカホコが受け継ぐっていうのが…。気持ちは分かるけど。3姉妹にはばぁばの宝物(思い出の品)を渡したから、カホコには指輪を渡したのかな?
 

カホコと初、アトリエで挙式

 電気消してカホコを探す→なんちゃって結婚式のくだり。観てるこっちが恥ずかしく…。少女漫画かよお。ばぁばが死んじゃったのに、初も何やってるんだ。さっきまで一緒に泣いてたのに。初もだいぶおかしくなってるなーとモヤモヤ。悲しみに暮れてるカホコに「今だからこそ結婚しよう」って…。うーん…??2人は好き合ってるとはいえ、今のカホコは疲れてるし、混乱もしてる。ただ寄り添ってやればいいのになあ…と思いました。気持ちの押しつけっぽい。
 
なんだかんだで次回、最終回です。
予告でみんな泣いてはいたけど、笑顔だったし、イトちゃんの姿もあった!
これまとまるのか!?ちょっと不安もありますが、楽しみです。


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