貧乏くじ女の手記

仕事を辞めて実家に逃げ帰り、貯金を崩しながら細々と無職ヒキ生活中

アラサー女が観る「過保護のカホコ」第3話 感想

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2話で初はカホコの両親と鉢合わせしたものの、それほど大事にはならず。何かあってからでは遅いとカホコ母は怒っていましたが、これに関してはカホコ母が正しいですね。成人しているのに、制御できずどこでも寝てしまうのは本当に危ない。
 
初とキスをする夢を見て飛び起きるカホコ。
この日の朝、カホコははじめて自分で起きる。夢のおかげとはいえ、一歩進みました。しかし服は選んでもらう。毎回2着までは絞れてるのに、ほんと不思議。

2話の感想はこちら↓

3話は以下2つのお話になっています。
 

 

 

カホコ、初への恋心に気づく

大学でお昼ご飯を食べながら、ついついカップルを目で追ってしまうカホコ。
アトリエにいる初を尋ねるが昨夜カホコ母に叱られたこともあり、一度は追い返される。妥協案として、初から携帯番号を教えてもらう。カホコは早速電話をかける。初に彼女がいないことを確認。好きな女の子のタイプを聞くも、カホコとは正反対のタイプだった。
 
イト母に頼まれ、初を連れてお見舞いへ行くカホコ。
カホコはイトに会う勇気がなく、初に任せて病室の外から見守る
 
初は自分が絵を描いていることを話し、どんな形でもいいから音楽をやめないでほしいと、イトを励ました。初に興味を持ったイトは絵を見せてもらう。クロッキー帳をぱらぱらとめくり、カホコの寝顔の絵で手を止めた。
「いい絵ですね」
そう言ってまたページをめくる。次に現れたのは、なんとコンクールでチェロをひく自分の絵だった。目を奪われるイト。初はイトが涙を流しているのに気づく。なんだか良い雰囲気の2人。カホコはたまらずその場を離れる。
 
夜、好きな人に告白する方法をネットで検索するカホコ。
夕飯を呼びに来たカホコ父に夫婦の馴れ初めを聞く。2人は大学の後輩と先輩で、それ以上のことをカホコは知らなかった。
「ママが作ってくれたお弁当を食べた時かもしれないな」
パパが好きなものがいっぱい入っていて、すごくおいしかったから。と、照れながら話してくれた。これにピンときたカホコは母にお弁当の作り方を聞く。カホコ母は初に作るのではないか?と勘ぐるが、カホコは自分のお弁当だとごまかす
 

カホコ、はじめて母に逆らい、初に告白

大学のアトリエにいる初。カホコがやってきた。
初は昨日、自分を置いてカホコが先に帰ってしまったことについて文句を言う。イトはやはり初のタイプで、気も合うらしい。危機を感じたカホコはそれとなく初の好きな食べ物をリサーチ。カホコに好きな人がいることに感づいた初は練習台を名乗り出た。カホコは昨夜ネットで検索して得た情報を一通り初に試すが、今の感じだと100パーセント振られるとバッサリ。男なんて見た目が判断するヤツのほうが多いから、自分が1番きれいに見える服を研究したらどうだ?とアドバイスした。
 
カホコは父を呼び、3つのお願いをする。
自分が1番素敵に見える洋服がほしい。この事はママには内緒にしてほしい。初が気になることもママには内緒。
 
帰宅し、買ってもらった服を試着するカホコ。父のお墨付きをもらい喜ぶ。その後、母からお弁当作りを教えてもらい、こっそりグリンピース占いをする。好き・嫌い・好き。カホコ母はカホコが好きな人なら誰でもOKと言いつつ、長男と一人っ子はNG、社長もNG…などなど、理想的条件をどんどん挙げていく。
 
イトの退院祝いでカホコ母の実家に集まる一同。
カホコは祖父母(うさぎとゾウ)にも馴れ初めを聞いた。2人は大恋愛で、双方の親に大反対され、祖母は勘当された。祖父は末っ子で長男だったのでその後も大変だったこと。これにはカホコ父も内心驚く。
 
カホコ母の何気ない一言がきっかけで、妹(オシドリ)と口論に発展。カホコの両親が結婚したきっかけだったお弁当。実はカホコの祖母(ゾウ)が作っていたと暴露。
 
遅れてイトの両親(鳶とハムスター)もやってくるが、そこにイトの姿はなかった。イトの事を気づいてやれなかった事で、イトの両親まで喧嘩を始めてしまい、それを止めに入ったカホコ母にも飛び火してしまう始末。イトがチェロを引けなくなってから、カホコ母が妙に張り切っていることを指摘。険悪なムードに。
 
玄関チャイムが鳴る。イトかもしれないと1番に駆け出したイト母だったが、玄関に立っていたのはピザを持ってきた初だった。カホコが慌てて出て来る。母もいるから、しばらく会ってないように振る舞ってしてほしいと頼むが、すぐにやってくるカホコ母。
「もしかしてあなたよね?この前カホコとイトのお見舞にきてくれたの」
イト母が余計なことを言ってしまった。初はカホコ母がいる手前、人違いだと誤魔化そうとし、カホコはお見舞いに行ってないと嘘をつくもののバレバレ。2人のこの様子にカホコ母、絶句
 
帰宅して、明らかに機嫌の悪いカホコ母。カホコが嘘をついたことが悲しい。カホコが父に頼んで買ってもらった服。お弁当の作り方を聞いたのも初のため。自分の妹に何か相談していたのはこの事だったのか。自分に隠れてそんなことをされたのが1番傷ついた。カホコに裏切られた。
「カホコは、ママの言う通りにしていれば間違いないんだから」
そう言い聞かせて、初の悪口ばかり言うカホコ母。
 
溜まり溜まったものが溢れ出るカホコ。カホコの言葉を遮って反論する母が気に入らず、ますますヒートアップしてしまう。
向かってくる母に後ずさりしながらも、頑張って言葉を紡ぎ続けるカホコ。
 
もう!だまれだまれだまれ!だまれだまれだまれ! 
うるさいうるさい!うるさいうるさい!
もう!これ以上、カホコの邪魔しないで!
 
カホコは家を飛び出した。近所の神社を抜け、走って向かった先は大学。アトリエの初のもとへ。生まれてはじめて母に怒鳴った事が自分でもショックで、初の前で座り込んでしまう。
「すっごく腹が立ったの。カホコの好きな人の事、めちゃめちゃに貶したから」
そのままの勢いで、初に告白。直後に居たたまれなくなって来た道をそのまま走って戻るカホコ。マンションの前まで戻ってきたものの、帰るには至らず、立ち尽くすカホコ。
 

3話の感想

お昼もカホコはぼっち飯。ぼっち飯が悪いわけではないのですが、3話まできて友達の1人も描写がないのはやはり不自然
 
上では省きましたが、カホコ父の妹(出戻りの鮭)もかなり厄介。自分の貯蓄もない状態で開業するって…。勝手に親の実印持ち出した上、共同出資の人?胡散臭い。カホコ父の実家もなかなか問題ありですね…。
意図的なんでしょうが、カホコの母方の実家と、父方の実家で家の中のオーラというか、明るさが全然違うんですよ。
カホコ父の実家、ほんと暗くて、閉鎖的というか。親戚の集まりにもこちらは基本的に来ないですしね。カホコ母の実家は人が集まる頻度が高いせいか、 開放感もあって明るい。
 
あと、カホコ母は理想の相手の条件を挙げる時、「長男はNG」と言っていましたが、カホコ父って長男では…?何か事業をやっているわけではないから例外なんでしょうか。カホコの母方の祖父母が大恋愛とのことで、カホコの将来の選択肢を示唆していたり?祖母のゾウさんは、肝が座っててドラマの中で1番の大物感あったんですが、勘当された背景があったからなんですね。あとすぐに機嫌を損ねて「もういいよ!」っていう子供っぽいうさぎのおじいちゃんが末っ子なのは、なんかすごいわかる
 
姉妹の口論はTHE・女って感じで見てて気持ちが滅入った…。カホコ父が惚れたお弁当の味の正体がこんな形で露顕されたのも悲しい。オシドリもカホコ父のいる前でそれ言うか!?って思いました。カホコ母も上達して、今ではおいしい料理が作れてるのだから、それでいいと思いますけどね。たしかにカホコ母は性格悪いけど、姉妹で付き合い長いんだしそんなムキにならんでも…と思いました。
 
イトちゃんが手を痛めてから、カホコ母が妙に張り切ってたのは、カホコ父だけでなくイト母も気づいてたんですね。そういうのが、あからさまに出てしまうあたり、カホコ母も詰めが甘いかな…。「家族一丸」と「セカンドオピニオン」を正しく言えてなかった(2話)のも気になる。
 
カホコが嘘をついたから傷ついたとか裏切られたって喚いてましたが、そうさせたのはカホコ母自身なんですよね。初のことを散々否定し、悪く言われたら、そりゃカホコじゃなくたって話さなくなります。結局のところ、娘が自分の思い通りにならないから、カホコ母は怒っている。
 
カホコの「うるさいうるさい!だまれだまれ!」はかなりインパクトあった。カホコ母からしたら、私は娘のために言ってるのに!あんなこと言われた!ひどい!今まで幸せだったのに!全部あの男のせい!可愛かったカホコを返せ!って感じかな。22歳になるまで親に歯向かったことないカホコってほんとレアケースだよね…。

告白の練習台を名乗り出た時点で、初はカホコの好きな人が自分だと気づいてると思ってたんですが、気づいてなかったんですね。う~ん!お約束!私はカホコが大学内で誰かと話してるの初しか見たことないんだけどな!いつも一緒にいるわけでもないし、そこまで把握してない?


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