貧乏くじ女の手記

仕事を辞めて実家に逃げ帰り、貯金を崩しながら細々と無職ヒキ生活中

外で遊ぶことってそんなに大切?

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最近、昔ほど趣味にのめりこめず新規開拓を考えている私です。
ゲーム、読書、映画鑑賞、お絵かき、部屋の模様がえ、アロマキャンドル収集…。私は昔から外で遊ぶより室内で遊ぶことが好きでした。
 
小学生の頃は担任の先生に「外で遊びなさい!」と追っかけられる日々を送っていました。私は静かに本を読むのが好きだったので、休み時間はよく図書室にいたんですが、そこまで乗り込んできたし本当に怖かった。
外で遊ぶことってそんなに大切なのか?と疑問に思う前に、なんで休み時間すら自由に好きなこと出来ないんだろう?と思ってました。やがて私は休み時間は先生の見回らないようなところを探し、そこへ移動してこそこそ本を読むように。外で遊ぶのが好きな子、中で遊ぶのが好きな子、人それぞれなのにそれが許されなかった。
ちなみに、特に運動音痴という程でもなく人並みには出来ました。足も速い方だったと思う。

 

小学生で外で遊ぶとなると、大体ドッジボールなんです。体育の授業もドッジボール率高かった。ドッジボールは大の苦手でした。
なんで相手にボールをぶつけるんだろう?大人になっても未だに理解できません。ボールが当たると痛いし、逃げ惑ってると標的にされる。ボールキャッチすると今度は自分が誰かに当てなきゃいけない。負のループ。ボールを持った子の当ててやる!って顔とかもう怖かった。
私が本気で逃げ惑うのを周りも面白がり、当たった時以外で外野に行かせてもらえない。本当に地獄でした。
私ははやく当たって楽になろうと棒立ちするようになりました。
※理解できないだけでドッジボールが好きな人のことをとやかく言うつもりはありません。
 
今思うと担任がちょっと異常だったと思う。
いつしか、1枚の紙を用意し「休み時間どこで何をしたか」を下校前に全員に書かせるようになりました。嘘を書こうもんなら「先生、嘘書いてます!外で遊んでいたけど、見てません!」と報告されます。
私はもう学校に行くのも嫌になり、家に帰って「先生が怖いから学校行きたくない」と母親に相談しました。母親はその場では特にどうしたのか聞く様子もなく、私は重い足を引きずり次の日も学校へ…。
 
母親が馬鹿正直に「うちの子が先生が怖いから学校行きたくないというんです」と担任に電話していたようです。担任が下校前の帰りの会で私1人を席から立たせ、恐ろしい質問をしました。
「ねえ、私が怖いってどういうところ?」

みんなの見てる前で聞いたんです。
クラスのみんなのクスクス笑った声が聞こえました。
私はびっしょり汗をかいて、声を押し殺して震えながら泣きました。
 
そういうところだよ!!

今だったらこう言えますが、当時は泣くしかできませんでした。
以上、小学生の頃の思い出でした。